葬祭ディレクターが実際に担当した「家族葬の一日の流れ」

葬祭ディレクターが実際に担当した 家族葬の一日の流れ
メモリアルトネ施行レポート|東部メモリアル

「はじめての家族葬、何をどう準備すればいいの?」 

葬儀の相談を受けていると、この言葉を何度も耳にします。

初めてのことだから当然です。

私たちは東部メモリアルの葬祭ディレクターとして、これまで多くの家族葬を担当してきました。

今回は、久喜市・加須市・幸手市の公営斎場である「メモリアルトネ」で実際に担当した家族葬を例に、当日の流れをありのままにお伝えします。

葬儀の専門知識がない方でも、読み終わった後に「なんとかなりそうだ」と思っていただけることを願っています。

ご搬送~ご安置、そして打ち合わせ

ご搬送~ご安置、そして打ち合わせ

ご逝去の連絡をいただいたのは、明け方の時間帯でした。

病院からご自宅への搬送を依頼され、私たちはすぐに車を向かわせました。

搬送先はご家族のご希望もあり、ご葬儀までメモリアルトネ近隣の施設である「はなさきホールの霊安室」をお借りすることにしました。 

ご安置が整ったあと、ご家族との打ち合わせを約1時間ほど行いました。

参列者は近親者のみの10名程度で、お坊さんは菩提寺からご手配済みとのことでした。

お花の色合い、お棺のご希望、受付の要不要、香典辞退のご意向を一つひとつ確認しながら、当日のイメージをご家族と一緒に固めていきました。 

「正直、何から決めればいいか分からなかったけれど、話しながらだんだん形が見えてきました」と、おっしゃっていた喪主様のひと言が印象に残っています。

告別式当日 スタッフ入り・会場設営

当日スタッフ入り・会場設営

当日は告別式会式前にメモリアルトネ入りし、会場の設営を始めます。

祭壇のお花の配置、マイクや記帳台の位置確認、駐車場の誘導看板の設置——細かな準備がいくつも重なります。 

メモリアルトネは加須市・久喜市・幸手市・宮代町の公営斎場で、施設が清潔に整備されているため、設営に余計な手間がかかりません。

ゆとりを持った準備ができるのは、ご家族を迎える側として大切なことだと思っています。

告別式・読経・お別れの時間

告別式・読経・お別れの時間

10名のご参列者をお迎えし、告別式が始まりました。

読経のあいだ、私はご遺族の表情を静かに確認しながら、式の進行を務めます。

喪主様のご挨拶では、ご自身で用意された言葉で故人様への想いを語られており、参列者の方々が静かに涙していました。 

式が終わると、お棺のまわりにお花を手向けてお別れをする「お花入れ」の時間です。

この時間を十分に取ること——それは私たちが毎回意識していることです。

「もっとゆっくりお別れをさせてあげたかった」という後悔はあってはならないと考えているからです。

ご出棺〜火葬・収骨

ご出棺〜火葬・収骨

メモリアルトネは斎場内に火葬炉を併設しているため、移動の負担がほとんどありません。

高齢のご参列者が多い家族葬では、この「移動がない」ことがご家族の大きな安心につながっています。 

火葬を待つあいだ、ご家族は控室でお食事をとりながら故人様の思い出を語り合っていました。

私たちはそのそばに控えながら、必要なときにすぐ動ける距離にいます。

火葬が終わり、収骨(骨上げ)を終えると、喪主様から「ありがとう、あの人らしいお葬式ができました」というお言葉をいただきました。

担当を終えて——葬祭ディレクターとして感じること

担当を終えて——葬祭ディレクターとして感じること

家族葬は「小さな葬儀」ではありません。

少人数だからこそ、一人ひとりの時間と空間を丁寧につくることができる葬儀です。 

「何十人も呼ばないといけないのでは」という先入観を持たれている方が、今もたくさんいらっしゃいます。

でも実際には、ご家族だけで静かに見送ることで、かえって故人様との時間が濃くなったというお声を多くいただきます。 

費用のこと、段取りのこと、不安に思っていることは何でも事前にご相談ください。初めてでわからないのは当たり前です。

それに答えることが、私たち葬祭ディレクターの仕事です。

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