家族葬の費用相場はいくら?追加料金を発生させないための3つのチェックポイント

家族葬の費用相場はいくら?追加料金を発生させないための3つのチェックポイント

大切なご家族とのお別れである家族葬。

費用を抑えられると思っていたのに、後から高額な追加料金を請求されてしまった…

そんな悲しいトラブルは避けたいですよね。

実は、多くの葬儀プランは「総額」が見えにくく、後から費用が加算されやすい仕組みになっているため、追加料金のトラブルが起こりがちです。

この記事では、家族葬の費用相場とその内訳を詳しく解説し、想定外の追加料金を確実に防ぐための3つのチェックポイントを具体的にお伝えします。

1. なぜ家族葬で追加料金トラブルが起こるのか

1. なぜ家族葬で追加料金トラブルが起こるのか

「家族葬なら費用を抑えられると思っていたのに、最終的な請求額が見積もりと全然違った…」

そんな声を耳にすることがあります。大切な方とのお別れに集中したいのに、お金のことで不安になるのは避けたいですよね。

なぜ、このような追加料金のトラブルが起きてしまうのでしょうか。

その背景には、葬儀費用の分かりにくい仕組みが関係しています。

1.1 「総額」が見えにくい葬儀プランの仕組み

多くの葬儀社が提示する「家族葬プラン〇〇万円」といった料金。

これだけですべてが賄えると思いがちですが、実は多くの場合、この金額は葬儀を行うための基本的な項目だけをまとめた「葬儀一式費用」であることがほとんどです。

 広告などで安価なプランを見つけても、実際には食事代や返礼品、火葬料金などが含まれておらず、後から次々と追加費用が発生するケースは少なくありません。

「追加料金不要」と書かれていても、必要なものがプランに含まれていない、というケースもあるため注意が必要です。

1.2 状況によって変動する費用の存在

葬儀費用の中には、ご遺体の状況や火葬場の空き具合など、その時々の状況によって金額が変わる「変動費用」が存在します。 

これらは最初の見積もりに含まれていなかったり、最低限の数量で計算されていたりすることが多く、追加料金が発生する大きな原因となっています。

具体的には、以下のような項目が挙げられます。

項目内容追加料金が発生するケースの例
安置費用
(ドライアイス・安置施設利用料)
ご遺体を安置し、保全するための費用火葬場の予約が取れず、安置日数がプランの日数を超えた場合
搬送費用病院などからご遺体を安置場所や式場へ搬送するための費用深夜や早朝の搬送、またはプランの規定距離を超えて長距離を移動した場合
火葬料金火葬場でご遺体を火葬するための費用お住まいの地域外にある公営火葬場や、民営の火葬場を利用した場合
式場使用料通夜や告別式を行う式場の利用料金葬儀社の自社斎場ではなく、提携先の式場や公営斎場を利用した場合

1.3 オプション選択による費用の積み増し

故人らしさを大切にしたい、参列者へのおもてなしをしっかりしたい、という想いからオプションを追加した結果、費用が膨らんでしまうこともよくあります。

良かれと思って選択したものが、結果的に大きな負担増につながる可能性があるのです 

葬儀社との打ち合わせでは、冷静な判断が難しい状況で様々な提案をされるため、どこまでがプラン内で、どこからが追加オプションなのかを一つひとつ確認することが重要です。

項目内容
湯灌(ゆかん)・メイク故人のお体を清め、身なりを整える儀式や化粧
祭壇・棺のグレードアップ基本プランのものより豪華な祭壇や棺に変更する
供花・供物祭壇の周りに飾る生花などを追加する
料理・返礼品参列者の人数が増えたり、より良い品物に変更したりする

2. 家族葬の費用相場と総額の内訳

2. 家族葬の費用相場と総額の内訳

「いったい総額でいくらかかるのだろう…」と不安に思われる方も多いのではないでしょうか。

家族葬の費用は、大きく分けて3つの要素で構成されています。

それぞれの内訳と相場を一つひとつ丁寧に確認し、費用の全体像を把握していきましょう。

2.1 基本となる「葬儀一式費用」の相場

葬儀一式費用とは、お通夜と告別式を執り行うために最低限必要となるサービスや物品の費用のことです。

具体的には、ご遺体のお迎えや安置、お棺、祭壇、火葬といった、お葬式そのものにかかる費用を指します。

家族葬におけるこの葬儀一式費用の相場は、40万円~100万円程度と幅があります。

これは、祭壇のグレードや棺の種類など、プラン内容によって金額が変動するためです。

注意したいのは、「葬儀一式プラン」に含まれている内容です。

葬儀社によっては、火葬場の利用料や数日分のドライアイス代が含まれていない場合があり、後から追加料金として請求されることがあります。

契約前には、プランに何が含まれ、何が含まれていないのかをしっかりと確認することが大切です。

項目内容の例備考
葬儀一式費用に含まれることが多いもの寝台車、安置施設利用料(規定日数分)、棺、骨壷、ドライアイス(規定日数分)、枕飾り、祭壇、遺影写真、運営スタッフ人件費、役所手続き代行などプランによって内容は大きく異なります。
追加料金になりやすいもの火葬料金、安置日数の延長料金、追加のドライアイス代、火葬場の待合室使用料、遺体保存処置(エンバーミング)など状況によって変動しやすい費用です。

2.2 参列人数で変動する「飲食接待費」

飲食接待費は、主に通夜振る舞いや精進落としといった会食の費用と、参列者にお渡しする返礼品の費用のことです。

この費用は、参列者の人数によって大きく変動するのが特徴です。

そのため、事前に誰をお呼びするのかを決め、おおよその人数を把握しておくことが、費用を正確に見積もる上で重要になります。

費用の目安は、食事代が一人あたり3,000円~8,000円、返礼品が一つあたり2,000円~5,000円程度です。

家族葬は参列者が少ないため、一般葬に比べてこの飲食接待費を抑えやすい傾向にあります。

近親者のみで行う場合は、会食自体を省略するという選択肢もあります。

項目一人あたりの費用相場
通夜振る舞い・精進落とし(食事代)3,000円 ~ 8,000円
返礼品2,000円 ~ 5,000円

2.3 忘れてはならない「寺院費用(お布施)」

寺院費用、いわゆる「お布施」は、読経や戒名を授けていただいたことに対する僧侶へのお礼です。

この費用は、葬儀社の見積もりには含まれていないことがほとんどで、別途準備する必要があります。

これを知らずにいると、後から想定外の出費となり驚いてしまうケースが少なくありません。

お布施の相場は15万円~50万円ほどと幅広く、宗派や地域、戒名のランクなどによって大きく異なります。

お布施の内訳は主に「読経料」、「戒名料」そして、僧侶が自前の車で来られた場合の「御車代」、会食を辞退された場合の「御膳料」などがあります。

金額に不安がある場合は、失礼にはあたりませんので、事前に寺院や葬儀社に相談してみるとよいでしょう。

項目費用相場備考
読経料15万円 ~ 30万円通夜・告別式の2日間分が目安です。
戒名料ランクによる
(数万円~100万円以上)
宗派や寺院、戒名の位によって大きく異なります。
御車代5,000円 ~ 1万円送迎を手配した場合は不要です。
御膳料5,000円 ~ 1万円僧侶が会食を辞退された場合に渡します。

3. 追加料金を防ぐための3つのチェックポイント

3. 追加料金を防ぐための3つのチェックポイント

「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、家族葬の費用で追加料金の発生を防ぐための大切なチェックポイントを3つご紹介します。

少しの手間で安心して故人様をお見送りできますので、ぜひ参考にしてくださいね。

3.1 チェックポイント1 「総額見積もり」で全体像を把握する

まず何よりも大切なのが、複数の葬儀社から「総額」での見積もりを取ることです。

提示されたプラン料金だけを見て「安い」と判断してしまうと、後から必要な費用が次々と加算され、最終的に高額になってしまうケースが少なくありません。

必ず、葬儀全体でかかるすべての費用を含んだ見積もりを依頼しましょう。

最低でも2〜3社から相見積もりを取ることで、費用の相場観が養われ、ご自身の希望に合った適正価格の葬儀社を見つけやすくなります。

その際は、下記の項目がすべて含まれているかを確認してください。

確認すべき費用の内訳主な内容
葬儀一式費用祭壇、棺、骨壷、遺影写真、運営スタッフ人件費など
飲食接待費通夜振る舞いや精進落としの料理、飲み物代
返礼品費会葬御礼品や香典返しの費用
寺院費用(お布施)読経料、戒名料などのお布施
その他費用火葬料、式場使用料、安置費用、寝台車・霊柩車の費用など

3.2 チェックポイント2 「含まれないものリスト」を作成してもらう

見積もりを取る際に、ぜひ実践していただきたいのが、「このプランに含まれていないものは何ですか?」と直接質問し、リストアップしてもらうことです。

良心的な葬儀社であれば、快く説明してくれます。

逆に、この質問に対して曖昧な回答をする場合は少し注意が必要かもしれません。

特に、状況によって変動しやすい以下の項目は、プラン内にどこまで含まれているのか、追加になる場合はいくらかかるのかを事前に確認しておくと安心です。

追加料金になりやすい項目例確認のポイント
ご遺体の安置日数プランに含まれる日数(例:2日分)を超えた場合の1日あたりの追加料金はいくらか
ドライアイス・保冷剤プランに含まれる日数分・量を超えた場合の追加料金はいくらか
寝台車の搬送距離プランに含まれる距離(例:30kmまで)を超えた場合の超過料金はいくらか
参列者の人数プラン想定人数を超えた場合の、一人あたりの追加費用(料理、返礼品など)はいくらか
遺影写真の加工・修正背景の変更や服装の合成など、特殊な加工を依頼した場合の費用

3.3 チェックポイント3 口コミと実績で葬儀社を判断する

費用もさることながら、大切な方とのお別れの時間を安心して任せられる葬儀社かどうかを見極めることも非常に重要です。

そこで判断材料となるのが、第三者からの客観的な評価である「口コミ」と、これまでの「実績」です。

公式サイトに掲載されているお客様の声だけでなく、Googleマップのレビューや葬儀社紹介サイトの口コミなども参考にしましょう。

その際は、良い評価だけでなく、万が一ネガティブな口コミがあった場合に、その後の対応が誠実に行われているかもチェックすると、その葬儀社の姿勢がよくわかります。

また、その葬儀社が「家族葬」の施行にどれだけの実績があるかも確認しましょう。

経験豊富な葬儀社であれば、家族葬ならではの細やかな配慮や、予期せぬ事態への対応力も期待できます。

地域に根ざした葬儀社であれば、地元の風習や火葬場の事情にも詳しいため、スムーズな進行が望めるでしょう。

4. よくある質問(Q&A)

家族葬の費用相場と、金額の内訳について教えてください。

家族葬の費用は主に3つに分かれます。祭壇や棺など最低限の葬儀一式費用(約40万~100万円)、参列人数で変動する飲食・返礼品などの飲食接待費、そして僧侶へのお礼であるお布施(約15万~50万円)です。

葬儀社のプラン料金にはお布施や飲食代が含まれていないことが多いため、それぞれの総額を把握することが大切です。

「家族葬プラン〇〇万円」と安い料金を見ましたが、追加料金はかかりませんか?

広告などの安いプラン料金は「基本の葬儀一式費用」のみであることが多く、後から追加料金が発生するケースが多々あります。

火葬料金や規定日数を超えた場合の安置・ドライアイス代、飲食代やお布施などはプラン外になりやすいため、契約前に「何が含まれていないか」を必ず確認してください。

家族葬 費用を抑えつつ追加料金のトラブルを防ぐにはどうすればよいですか?

最も確実なのは、複数の葬儀社から「総額」での見積もりを取り、比較検討することです。

特に、安置日数やご遺体搬送の距離など、状況によって変動しやすい「変動費用」の条件をしっかり確認し、どこからが追加オプションになるのかを事前に把握しておくことでトラブルを防げます。

5. まとめ

大切なご家族とのお別れである家族葬で、費用トラブルは避けたいものですよね。

追加料金が発生してしまうのは、葬儀プランに飲食費やお布施などが含まれず、「総額」が見えにくいためです。

後悔しないお見送りのためには、必ず「総額見積もり」を取り、「プランに含まれないもの」をリストで確認することが大切です。

これらのポイントを押さえて、心穏やかに故人様との最後の時間をお過ごしください。

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